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2021.12.24

サブドメイン・サブディクトリの違いとは?【SEO対策で悩んだら】確認したい使い分けについて

はじめに

こんにちは。A-ROOM編集部です。
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!

A-ROOMとは?

多摩地域の立川にあるホームページ制作会社・エーウイングが運営する情報発信メディアです。

本年の1月から本格始動し、その時はまだまだ新型コロナウィルスの影響が続く中で多摩地域が大大大好きなエーウイングでは、

こんな時だからこそ何か地域やお客様、そして社会に少しでもお役に立てることはないかと考え、A-ROOM更新をはじめました。

新型コロナウィルスもまだまだ世界中では猛威を奮っていますが、日本では緊急事態宣言が明けて少しずつ日常を取り戻してきていますね。

さて今回はアクセス上位記事の番外編です

そんなA-ROOMでアクセス数上位のコンテンツに【URLの仕組みについて】ホームページづくりに欠かせない「ドメイン・サブドメイン」とは何か?という記事があります。

そこで今回は上記記事【URLの仕組みについて】の番外編で、お客様に聞かれることのある「サブドメイン」と「サブディレクトリ」についてです。

サブドメインとサブディレクトリは役割が似ているため、どういった違いがあるのか分かりにくかったりしますよね。

違いや使い分けについてご紹介できればと思っております。

サブドメインって何?

まず「サブドメインとは何か」をご紹介します。

簡単に言うと、URLの「ドメインの前に付いている文字列」のことです。

サブドメインを理解するには「楽天」の公式サイトを参考にすると分かりやすいです。
楽天は元々の本業である「楽天市場」の他に、「楽天モバイル」や「楽天トラベル」といったサービスも行っています。

それぞれの公式サイトは楽天市場内にあるわけではなく、
それぞれ別に公式サイトを持っているんですね。

それぞれの公式サイトのURLは以下のようになっています。

  • 楽天市場・・・https://www.rakuten.co.jp/
  • 楽天モバイル・・・https://www.mobile.rakuten.co.jp/
  • 楽天トラベル・・・https://www.travel.rakuten.co.jp/

楽天市場のURLをベースにして、
それぞれのサービス名が「rakuten.co.jp/」の前に付いていますよね。

この「rakuten.co.jp/」の前に付いている「mobile」や「travel」が、
「サブドメイン」となります。

同じドメインを使うメリット

同じ「rakuten.co.jp/」というメインのドメインを使うことで、
「同じ楽天が提供するサービスの公式サイトである」と利用者に分かってもらえます

その上で「mobile」や「travel」といったサブドメインを使ってサイトを分けることで、
「同じ楽天だけど別サービス」であることが分かるんですね。

複数事業を展開している企業さんのURLでよく見られます。

サブディレクトリとは

次にサブディレクトリについてです。

「サブディレクトリ」は、サブドメインと違って、
URLで「メインのドメインの後に続く文字列」のことです。

先に紹介した「楽天モバイル」の公式サイトを参考にサブディレクトリの説明をします。

楽天モバイルの公式サイトで「キャンペーン」のページを選択すると、URLは
「https://www.mobile.rakuten.co.jp/campaign/(後略)」となります。

この「rakuten.co.jp/」の後に入っている「campaign/」という文字列が
「サブディレクトリ」になるんですね。

サブディレクトリの考え方

ですので、サブディレクトリは、
「サイト内の別ページを表すURLの一部」と考えると分かりやすいですね。

サブドメインとサブディレクトリの違い

サブドメイン

「サブドメイン」は、同じ運営者がテーマごとにサイトを分けて、
リンクはしているもののそれぞれ別のサイトとして管理・運用するのに使います。

サブディレクトリ

対して「サブディレクトリ」は、
1つのサイト内でテーマごとにページを分けて管理・運用するのに使うんです。

つまり・・・

  • サブドメインを導入すると、
    形の上では、1つのサイトをテーマごとに分割して複数のサイトを作ることになります
  • サブディレクトリは
    単にサイト内でページを分けるのに使いますから、サイトは複数にはなりません

SEO的な違いとは?

サブドメインでサイトを分けるのも、
サブディレクトリでページを分けるのも「SEO」的にはほとんど違いがありません

そもそもSEOとは

作ったホームページをたくさんの人に見てもらうためには、Googleなどで検索された時に検索結果の上位に表示されないといけません。

その「検索結果の上位に表示されるための対策」のことを「SEO対策」と言います。

SEO対策の1つとして、「内容を充実させて、ある程度のボリュームの情報を盛り込む」ことがあります。

ドメインの評価を受け継ぐ

一般的に考えると、サイトを分けるよりも1つのサイト内に全ての情報を詰め込む方がSEO対策的には有利に思えますよね。

しかしGoogleなどほとんど検索サイトでは、

メインのドメインに対する評価をサブドメインやサブディレクトリが付いたURLに受け継ぐようになっています。

楽天の場合であれば「rakuten.co.jp/」のドメインを持つURLに対する評価であり、前や後ろに文字列が付いていてもあまり関係無いということですね。

どちらにすべきか悩んだ時は

もし、サブドメインか、サブディレクトリかで悩んだ時は以下のような考え方で使い分けできると良いです。

【1】ターゲットなどコンテンツ内容が別もの

1つのサイトにまとめるにはコンテンツごとのターゲット・提供する情報・見せ方などテーマが違いすぎる場合は、サブドメインを使って別サイトとして運営する方が良いです

例えば
  • 企業のオフィシャルサイト → サービス利用を考えている方がターゲット
  • 企業の採用サイト → その企業で働きたいと検討している人がターゲット

【2】大きく見ると同じターゲット層

コンテンツごとに多少違いはあるものの大きく見ると同じテーマであれば、サブディレクトリで1つのサイトとして運営するのがおすすめです

例えば
  • 企業のオフィシャルサイト → サービス利用を考えている方がターゲット
  • サービスに関わるキャンペーン・ブログ → サービス利用を考えている方がターゲット

まとめ

サブドメインとサブディレクトリの違いと使い分けについて、簡単にではありますが紹介しました。

それぞれにメリット・デメリットはあるものの、検索サイトの評価としては大きな違いがありません

とは言え、サイトを閲覧する側からすると

  • 「別サイトになっている方が分かりやすい」
  • 「1つのサイト内で完結する方が便利」

といった違いがあります。

なのでサイトユーザーの使いやすさ・便利さを考えて、
サブドメインとサブディレクトリを使い分けるようにしましょう。

エーウイングでもご提案できます

ドメインの管理やホームページの作り方なども合わせて検討する必要がありますので、
サブドメインとサブディレクトリの使い分け方が分からない場合は、是非お気軽にご相談ください。

ドメイン取得・管理から移行などホームページ関わることについてご提案・対応可能です。

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ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました!

今後も多摩地域・立川にあるホームページ制作会社として地域の皆様、 ホームページに関わる皆様に向けてお役に立てる有益な情報発信ができるよう努めて参ります。

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