はじめに
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!
多摩地域の立川にあるホームページ制作会社・エーウイングが運営する情報発信メディアです。
新型コロナウィルスの影響が続く中、多摩地域が大好きなエーウイングでは、こんな時だからこそ何か地域やお客様、そして社会に少しでもお役に立てることはないかと考え、情報発信をはじめました。
今回は1年運用してみての結果
今回は「中小企業」「更新コンテンツ」「運用」「SEO」「効果」などの
キーワードで調べて本記事にアクセスしていただいた企業のホームページご担当者様に向けて、
実際に立川にある30名程度のWEB制作会社が記事の更新コンテンツを
1年間運用したらどんな効果があったのか、包み隠さずご紹介できればと思っております!
運用体制
まずは気になる運用体制ですが、企画・執筆・編集・素材作り等は1名体制で対応し、
公開前の記事チェックを上長に依頼し、GOが出れば公開という流れで進めています。
- 更新頻度:週1本
- 社内体制:1名
- 開始時期:2021年1月18日〜本格開始
過去の効果測定をまとめた記事はこちら
本格始動1本目
運用3ヶ月目(自然検索のコンバージョンが大幅UP!)
運用6ヶ月目(検索エンジンからの流入10倍に!?)
アクセス数はどうなったか?
本格始動の2021年1月18日を起点に
前後1年の比較をしました。
【前年】2020年1月18日〜2021年1月17日
主な特徴
- 全体の総アクセス数は21,655
- Paid Search(広告からの流入)が51.7%(11,361)
- Organic Search(検索エンジンからの流入)は25.6%(5,631)
- 全体のコンバージョン数は116件
【今年】2021年1月18日〜2022年1月17日
主な特徴
- 全体の総アクセス数は19,757
- 広告配信をしなかったので、Paid Searchからの流入は1.4%(昨年から11,079減少)
- Organic Search(検索エンジンからの流入)は64.4%(昨年から8,034増加)
- 全体のコンバージョン数は467件で351件増加
比較まとめ
主な特徴
- 総アクセス数は10.36%DOWN(1,898)減少したものの、
広告配信をしなかった分の新規ユーザーは自然検索経由から大幅カバー - コンバージョン数は116件→467件と300%以上を達成
- 記事を資産化し、広告費を削減しコンバージョンアップに貢献
- 検索エンジンからの自然流入数だけで見ると5,631→13,665と2.4倍以上を達成
企業サイトのアクセス数平均値は一月あたり300〜1,000アクセスほどということなので、
月平均約470から約1,140アクセスへと平均値以上にすることができました。
記事自体の評価はどうだったか?
A-ROOMの検索パフォーマンス
キーワード検索結果
- 検索エンジン上で10番目以内に表示されるキーワードは「191個」
- 検索エンジン上で5番目以内に表示されるキーワードは「77個」
- 良いスコアとされるCTR6%以上は「63個」
人気ページの平均順位
- 検索エンジン上で10番目以内に表示されるページは「36ページ」
- 検索エンジン上で5番目以内に表示されるページは「21ページ」
Googleサーチコンソールの仕様変更で2020年10月以前に遡れなくなったため、
1年の比較ではないですが、下図のように検索順位が平均で約8ポイント向上しました。
ディレクトリ別ページビュー数
人気コンテンツのランキング
- トップページの次に閲覧いただいたコンテンツに成長
- ページ滞在時間も平均より高い結果に
- 直帰率・離脱率は平均よりも多く、負の貢献をしてしまっている
ちなみに
- 社長ブログはファンも多い、超人気コンテンツで1年で11本の更新で上位3位という圧倒的なスコアです。
- A-ROOMは1年で55本ですので、もう本当に頭が上がらない驚異的な最強コンテンツです!
お問い合わせ数の結果はどうだったか?
オーガニック検索からのコンバージョンが増加
- Googleからの検索エンジン経由のお問い合わせが6.75倍に
- Yahooからの検索エンジン経由のお問い合わせが11倍に
- bingからの検索エンジン経由のお問い合わせが8倍に
実際に「A-ROOMの記事を見て、お問い合わせしました。」といった嬉しい声もありました。
前年と比べ、コンバージョンの設定を変更している部分もあるので、
「お見積り」「資料ダウンロード」「お電話」などの前年比較が同条件でできていません。
またそれらは今後計測して、きちんと見極めていきたいと思っております。
お客様からのお問い合わせの他にも、営業目的のお問い合わせも増加しています。
1年間運用した結果まとめ
集客方法は広告よりも効果があることが分かった
- 広告で獲得していたユーザーを自然検索経由で獲得できた
- 自然検索数は昨年の2.3倍以上
- 広告経由のコンバージョン数は「4件」だったが、
自然検索経由では「239件」に増加 - コンバージョン率は0.38%→1.16%と3倍以上に増加
検索パフォーマンス力も向上
Googleサーチコンソールの仕様変更で2020年10月以前に遡れなくなったため、
1年の比較ではないですが、以下のように検索順位が向上しました。
「立川」を軸にキーワードの順位が上昇
- 「立川」を含む検索順位が10.5位→6.4位に
- 「立川 ホームページ」を含む検索順位が5位→3.5位に
- 「立川 WEB」を含む検索順位が6.2位→5.2位に
記事運用を通して知識・ノウハウも蓄積できる
SEOトレンドを常に学べる
- 1年間運用してみてSEOの効果やコツを学ぶことができました。
- キーワード上位やお問い合わせの傾向を見ることでお客様のユーザーニーズを知ることができました。
- 広告費のコスト削減をし、お問い合わせ数を向上させることができました。
筆者自身、まだまだ効果的な記事作成やPDCAサイクルを高速回転することはできていないと感じていますが、それらの課題も含めてとても勉強になりました。
また記事コンテンツは50記事が準備段階で、100記事程度になるとユーザーの傾向やコンバージョン率が見えてき、結果・改善策がより具体性を帯びてきます。
まずは記事コンテンツを始めたいと思っている方は、「とにかく50本公開すること」を目標にすることをオススメします。
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ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました!
今後も多摩地域・立川にあるホームページ制作会社として地域の皆様、 ホームページに関わる皆様に向けてお役に立てる有益な情報発信ができるよう努めて参ります。