AROOM

2022.10.13

話題のNFTアートって一体何?メリットやデメリット・売買事例を解説!

はじめに

こんにちは。A-ROOM編集部です。
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!

弊社社長のツイッターアカウントがエンジニアさんが書いたものに変わりました!猫好きで可愛い猫ちゃん写真もツイッターで人気です。

さて今回はNFTアートについて

今回はアートつながり・・・ということで(少し無理やり💦)、
近年注目を集めているNFTアートについて取り上げてみたいと思います。

この記事を見ている方の中には、

  • 「NFTアートって一体何?」
  • 「そもそもNFTって何なの?」

と思っている方もたくさんいるのではないでしょうか。

そこで今回は、NFTやNFTのアートの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説していきます!

NFTとNFTアートって何が違うの?


では早速、NFTとNFTアートの特徴について詳しく見ていきましょう。

「NFT」とは?

NFTというのは、「Non-Fungible Token」の略称で、
日本語に直すと「代替不可能なトークン」という意味になります。

トークンとは直訳すると「記号」「象徴」などの意味でネット上で本人認証が必要なときに使用されます。(例えば電子マネーの取引、ネット決済の場面で必要となり、一度だけ使えるパスワード(ワンタイムパスワード)の生成などでも使われている技術です。)

NFTは改ざんを行うことができないようデジタルデータ化する技術で、唯一無二の価値を証明できるようになるのです。

「NFTアート」とは?

一方でNFTアートというのは、アート作品をNFTでデジタルデータ化したものを指します。

繰り返しになりますが、NFTで変換することによって、唯一無二の価値を証明できるようになります。

つまりNFTアートは、盗作や完全コピーを防止できるデジタルアートです。

NFTアートのメリットは?


では次に、NFTアートのメリットについて、詳しく解説していきます。

唯一無二の価値を保証できる

NFTアート最大のメリットは、何といっても唯一無二の価値を保証できるということです。

これまでのデジタルアートは、簡単にコピーが行えました。

しかし、NFTと紐づけることによって、ブロックチェーン技術によって所有権を証明できるようになりますので、市場にコピー品や盗作が出回るのを防げるのです。

誰でも販売できる

NFTアートと聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、基本的には誰でも作成でき、マーケットプレイスを活用することによって、自由に販売できるようになるのです。
現時点では、NFTにおける年齢制限なども特にないため、子どもでも気軽に作成できます。

また、アートだけではなく、

  • トレーディングカード
  • 音楽
  • 写真

など、様々な作品が販売されています。

デジタル化をすることができれば、基本的にはどのような物でもコンテンツとして市場に送り出せるのです。

高額な収益を得られる可能性がある

人々を魅了する作品を作ることができれば、高額で売却できるようになります。

こう聞くと、

  • 「高額で売却できるのは、有名なアーティストの作品だけでしょ」

と考える方もいると思いますが、過去には少年、少女の作品が高額取引されたケースもありますので、全ての方に平等にチャンスがあると言えるのです。

NFTアートのデメリットは?


では次に、NFTアートのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

法整備が不完全

NFTの歴史はまだまだ浅く、法整備が不完全な状態となっています。

過去には、他人の著作物をまるで自分のものかのように販売するトラブルや詐欺なども発生しているため、慎重に取引を行わなければなりません。

ガス代の高騰

ガス代の高騰も、NFTアートの売買におけるデメリットと言えます。
現在においては、ほとんどのNFTがイーサリアムという、仮想通貨を使った金融プラットフォームを利用しており、売買についてもイーサリアムが主軸通貨となっています。

このイーサリアムを活用する時に発生する手数料のことを「ガス代」と呼びます。

近年では、NFTの需要が急激に増加しているため、ガス代も少しずつ高騰しています。
ガス代が高騰してしまうと、NFTアートを販売した際に高額な手数料が発生することになり、売上が低下してしまうのです。

NFTアートが高額売買された事例

NFTアートというのは、世界中から注目を集めていて、驚くほど高い金額で売買されるケースも珍しくありません。

以下、NFTアートが高額売買された事例をいくつか紹介していきます。

Ether Rock「岩の画像」

ロックアートで有名な「Ether Rock」が販売した岩の画像は、何と1億4000万円で取引されています。

この岩の画像は、2017年から100個限定で販売されていて、NFT上で最も古いアートだと言われているのです。

Beeple「HUMAN ONE」

クリプトアーティストとして最も有名な、ビープルが制作した「HUMAN ONE」という作品は、何と33億円で落札されています。
この作品を落札したのは、「ライアン・ツアラー」というスイスの億万長者です。

立体LEDスクリーンに映し出される特殊な映像は、ビープルが遠隔で操作できる仕組みになっていて、ビープルが生きている間は常に更新され続けるのです。

イギリス在住の12歳の少年が制作したアート


ロンドンに住む12歳の少年が、学校の休暇中にNFTアートを作成したところ、その作品が何と40万ドルで落札されました。
4000万円以上の価格で取引されるというのは、きっと誰もが驚いたはずです。

これからは夏休みの課題でNFTアートを描く時代が来るかもしれませんね。
絵を描いて、子ども県展に応募して賞を貰ったら嬉しい!!という時代ではないんですね。
すごい時代だなぁ。

柴犬の写真

こちらもすごいニュースですね。
チャリティーオークションで出品された写真データが4億円以上で落札されたそうです。

柴犬の「かぼすちゃん」はDogeの名でアメリカのネット掲示板では昔から親しまれていたことが背景にあるようです。
いやぁ、、何がどうなるか分からない時代ですね。

まとめ

NFTアートというのは、ブロックチェーン技術を用いて発行されたデータのことを指し、唯一無二の価値を証明することができます。

NFTやNFTアートというのは、世界中から注目を集めている技術でもあり、今後さらに盛り上がりを見せるでしょう。

ただし、現時点では法整備が不完全な状態となっていて、権利に関するトラブルや詐欺被害なども報告されていますので、NFTアートの作成や売買に興味を持っている方は、慎重に情報収集を行うようにしてください。

デジタル社会ってすごいけど怖い!


今回は少し流行のキーワードを取り上げてみました。
デジタルの最新技術を使った売買の仕組みができていることは面白いと思う一方で、
マネーゲームのような世界が生まれていて、驚きや怖さがありますね。

いろんな物事が最新技術で自動化されており、人間の思考や感性が必要となる分野は何が残っていくのか興味深いところでもあります!

IT技術の進化はドックイヤーと言われるほど目紛るしく、私たちも日々アップデートが大切です。

アナログもデジタルもどちらも大切なので、最新トレンドもおさえつつ、両者を最適に使えるWEB制作会社でありたいです!

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