AROOM

2022.10.27

【SDGsとは?Society5.0との関係は?】企業ができるSDGsの取り組みをご紹介

はじめに

こんにちは。A-ROOM編集部です。
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!

近年SDGsの取り組みを聞いたり、17色の輪っかのマーク(カラーホイール)が入った媒体や広報紙などを見る機会が増えましたね。

「SDGs」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、
そもそもSDGsの具体的な内容や誰が何を取り組めば良いのかなど、詳細まで把握している人は意外と多くありません。

そこで今回はSDGsについて

「SDGsとは何か?」「企業ではどんな取り組みをしている?」などについて詳しく見ていきたいと思います。

また、SDGsと一緒に聞くことも多い「Society5.0」との関係についても併せてご紹介します。

SDGsとは何か?

画像Sourse:国際連合広報センター『SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン』より

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、
日本語で言うと「持続可能な開発目標」となります。

これまでの人類は自らの生活を豊かにするために、
地球上の色々なものを犠牲にして開発を続けてきました。

しかしこれまで通りの開発をこれからも続けていては、いずれ地球環境は取り返しが
つかないほど悪化して人類の生活自体が立ち行かなくなってしまいます。

そこで2015年の国連サミットにおいて、
参加国全てが合意して採択されたのが「SDGs」なのです。

持続可能でよりよい社会の実現のために

画像Sourse:外務省『JAPAN SDGs Action Platform

SDGsは17の目標で構成されていて、その17の目標にはそれぞれ具体的な
解決すべきターゲットが全部で169が設けられています。

さらにそのターゲットにはそれぞれより具体的な全244の指標が設定されていて、
その全てを2030年までに達成することが求められています

SDGsの17の目標

SDGsについての理解を深めるなら169のターゲットと244の指標も知っておくべきです。

しかしいきなりそれら全てを頭に入れることは難しいですね。
まずは日頃、目にする機会の多い基本の17の目標について、3つのブロックに分けて紹介したいと思います。

1、発展途上国が抱える問題

まず最初のブロックは

  • 1.貧困をなくそう
  • 2.飢餓をゼロに
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 6.安全な水とトイレを世界中に

の6つです。

この6つは主に発展途上国が抱えている問題で、
それらを解消することがSDGsの大きな目標の1つとなっています。

日本は先進国ですが、
1の「貧困」や5の「ジェンダー平等」への取り組みは無関係ではありません。

またそれ以外の目標に関しても、
技術提供など発展途上国に対する支援が日本などの先進国には求められています。

2、働き方改善や環境問題への取り組みもSDGsの目標

次のブロックは

  • 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任 つかう責任

の6つです。

これまでは支配・被支配の関係を作ることで、
支配側の発展に寄与する開発が進められてきました。

そういった支配・被支配の関係を無くし、全ての国・人が同じように責任を持って、
同じように恩恵を受けられるようにしようというのがこのブロックの大きな目標です。

3、地球環境に対する課題

最後のブロックは

  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 16.平和と公正をすべての人に
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

の5つです。

主に地球環境に対する目標で、SDGs参加国全てが手を携えて協力しながら
環境問題を解決していきましょうということです。

日本などの先進国には自らが環境を犠牲にしないことに加えて、地球環境を
犠牲にした開発をしなくて済むよう途上国への支援や協力が求められています。

SDGsとSociety5.0の関係とは?

画像Source:内閣府『Society 5.0とは』より

SDGsに関連して、狩猟・農耕・工業・情報に続く新たな未来社会「Society5.0」
構築実現が内閣府によって提言されています。

Society5.0の基本計画では、「仮想社会と現実社会を高度に融合させたシステム」で「経済発展と社会問題の解決を両立する」とされています。

Society5.0の実現がSDGsへとつながる

このSociety5.0を実現するために多くのIT企業が取り組みを行っており、
それが結果的にSDGsへの取り組みとなっているのです。

代表的なものとしては「IoT」が挙げられます。

IoTは「モノのインターネット」と言われるものですが、全ての人とモノがインターネットを
通して繋がることであらゆる情報や知識が共有できるようになります。

情報や知識が共有されることで新しい価値が創造されて、
それが様々な課題や困難を解決・克服される手段となるのです。

企業ができるSDGsへの取り組みとは?

もっとも身近な取り組みと言えば・・・

企業のSDGsへの具体的な取り組みとして、
まず挙げられるのが「在宅勤務(テレワーク)の推進」です。

在宅勤務を行うことで通勤が不要となり、
またオフィスでのパソコンや照明、空調などの使用頻度が減るので、
それが結果的にCO2削減やエネルギーの節約に繋がります

ペーパーレス社会への取り組み

次に挙げられるのが、「ペーパーレス推進」です。

2023年より請求業務ペーパーレス化に向け「インボイス制度」が始まりますが、
限りある資源の有効活用と廃棄物削減による環境への配慮につながります。

ペーパーレス推進にあたり、クラウドサービスを活用した業務管理への移行もSociety5.0の実現、そしてSDGsへの貢献と言えます。

商品開発の現場でできること

また商品開発の現場でも「フェアトレードやパートナーシップ」を通して
途上国の発展へ貢献する取り組みや、生産者として「つくる責任 つかう責任」を考えたものづくり事例などもあります。

アパレルブランドのユニクロは「長く使うことができる服づくり」を通して、無駄なものを作らない、売らないことで環境問題への取り組みを行なっています。

まとめ

このように企業のSDGsの取り組みは進んでいるように見えるものの、
世界的に見ると日本のSDGsへの取り組みはまだまだ浸透していないのが実情です。

事例を取り上げてみると、身近なことがSDGsへとつながっていくことが分かります。
決してグローバル企業や高度な技術力を持った企業だけの話ではないということですね。

「SDGs×ビジネス」の時代

今後はSDGsへの取り組みが事業者としての信用に繋がるので、SDGsに対する関心を深めて、自社や自分でできることから実践していきたいですね。

積極的にSDGsの取り組みを発信していくことで、企業の認知度向上やブランディングにもつながっています。

日本政府もSDGsの表彰制度を実施したり、SDGsに特化したクラウドファンディングなども多くありますので、「SDGs×ビジネス」の考え方は必須と言えます。

SDGsの取り組みの発信なら

まずは自社でできる取り組みにはどんなことがあるか、他社の事例を知って始められることから発信をしていきたいですね。

企業の活動を発信しやすいWEBサイトづくりは、当社の得意分野です。
是非やってみたいことなどあれば、お気軽にご相談ください。

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