この度はエーウイングのA-ROOMに目を通していただき、ありがとうございます。代表の門脇と申します。
エーウイングは2008年に東京都立川市でウェブ制作を行う会社として設立し、現在17期目を迎えるウェブ制作会社です。エーウイングでの取引商談はおかげさまで3000件を超え、その多くが多摩地域の企業、病院、大学、行政となっています。
2024年4月1日から障害者差別解消法が改定され、事業者による障害者に対する合理的配慮の提供が義務化されました。この義務化によりウェブサイトではどういったことに配慮すれば良いのかをお伝えすると同時に、多摩地域限定でサイト診断を行っております。
本記事が、多くの方のお役に立てれば幸いです。
株式会社エーウイング 代表取締役社長 門脇 恵二
エーウイングがお客様にお伝えしていること
エーウイングでは4月よりお客様に順次ウェブアクセシビリティについて情報提供を行っております。お客様によって対応の内容は異なりますが、共通でお伝えしている点についてまとめた動画をご用意しました。10分程度の動画です。
- 2024年4月1日から障害者差別解消法が改定され、事業者による障害者に対する合理的配慮の提供が義務化された
- ウェブサイトにおいてもバリアフリー化が求められている
- デジタル庁が「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」を公開
- エーウイングのクライアントの中では医療、行政、上場企業などで特に着目されている
- SEOなどの観点からも評価が上がる
- 対応度は「準拠」「一部準拠」「配慮」の3段階がある
- エーウイングとしてはまずは「配慮」を目指すことをお勧めしている
- エーウイングでは多摩地域のウェブサイトに対して無料で点検を行なっている
動画でもお示しした通り、まずはWebサイトの配慮状態がどのレベルなのかを知るところから始める必要があります。エーウイングでは多摩地域限定で無償でサイト診断を行っております。サイト診断ではアクセシビリティの他、スピードテストやサーバードメインのコスト最適化も行っておりますので、アクセシビリティ診断と合わせて診断することで、ウェブ全体の最適化が行えます。この機会にお気軽にご相談ください。
アクセシビリティに配慮した制作実績のご紹介
エーウイングの制作実績の中でも特に高いレベルでウェブアクセシビリティへの配慮が求められた実績として、立川市役所のウェブサイトが挙げられます。行政のウェブサイトの中でも市役所本体のウェブサイトでは、障害者の方、高齢の方に配慮するレベルが上がります。
サイトのファーストビューはシンプルな設計になっています。行政のサイトといえばファーストビューヘッダー付近に文字を大きくしたり読み上げ機能があったりと、支援技術を提供するエリアの設置を思い浮かべられるかもしれませんが、今回そのような機能は排除しスッキリとした装いとなっています。その代わりメニューボタンを押すと支援技術に案内しています。
文字サイズの変更や読み上げプラグインの利用についてですが、これらをサイトに組み込むことはお勧めしていません。支援技術が必要な方は、すでにOSの支援技術やアプリ、ブラウザの機能拡張を利用していることが多いため、サイト側で追加の支援技術を提供すると、必要以上の対応になってしまいます。このようにアクセシビリティの考え方も、過去と現在で変化が起きており、本質的な配慮が日々再定義されています。
準拠水準になると、文字と背景の間に、十分なコントラスト比を保つ必要が出てきます。対応時に必要なのは、ただ準拠すれば良いというわけではなく、デザインとしても成立しているバランスを見つけることが大切です。ウェブサイトの本来の目的は、情報が正しく届く、もしくは雰囲気が正しく捉えられることにあります。デザイン性を失うことなくアクセシビリティに配慮することがエーウイングが目指すアクセシビリティです。ぜひ、制作実績にてご確認ください。
ウェブアクセシビリティと合わせて確認したい診断項目
ウェブアクセシビリティと合わせて配慮したい項目としてモバイルユーザーに対して捉えやすく作られているかという観点と表示スピードが最適化されているかという観点が挙げられます。ウェブサイトにとってモバイルからアクセスするユーザーへの配慮はとても重要で、SEOの評価基準としても考慮すべき事項としてGoogleがモバイルフレンドリー対策をサイト制作者に対して促しています。同様に表示スピードが遅いサイトについて、ユーザーにストレスを与える重要なポイントとして、こちらもGoogleが最適化を促しています。
ウェブサイトの表示スピードについては、PageSpeed Insightsにて簡単にチェックすることができます。是非ともご自身のサイトのURLを入れて調査してみてください。
PageSpeed Insightsでスピードテストしてみる
スピードテストで49点以下だと赤い数字でアラートを出してきます。著しく得点が低い場合は早急に対応が必要な箇所があるかも知れません。
Webサイトの改修はエーウイングにお任せください
エーウイングでは本格的なリニューアルはもちろんのこと、取り急ぎの改修においても最適なご提案をさせていただきます。今回の記事にあるように、多摩地域の方には多摩地域で経営戦略、採用戦略にお困りの方は是非ともエーウイングにご相談ください。