はじめに
本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!
ビジネスの鉄則は「売り上げUP」・「コスト削減」
筆者も開発のお仕事をさせていただいており、お客様のご要望通りの自動化システムを作れた時、お客様の効率化(つまりビジネスのコスト削減)に貢献できたと感じ、嬉しい気持ちになります。
一昔前はシステム作りは0からスタートすることがほとんどでしたが、現在は自由に使える機能がたくさん提供されており、それらの技術を使用してより理想的なツール作りができるようになっています。
- ビジネスの可能性を増やす = 売り上げにつながる
- 業務を仕組みで効率化 = コスト削減につながる
上記の構図を理解して、よりお客様の根底にある課題解決ができる提案力を身につけたいです。世の中の開発市場の動きに常にアンテナを張り、お客様に貢献できるサービスを追求できるよう日々修行です!
さて、今回は「結果につながるWEBサイト」について
少し前までは会社のウェブサイトは、名刺代わり・会社案内パンフレットという用途で営業活動自体はマンパワーのケースも多くありました。
しかし現在はコロナ禍やWEBマーケティング市場の発展などWEBサイト上で行う営業活動も活発になっており、WEBサイトの役割や可能性は広がっています。
そこで今回は結果が出るWEB制作とは?にフォーカスをあて、WEBサイトでできる工夫などをご紹介させていただければと思っております。
結果が出るWEBサイトとは?
良質なコンテンツづくり
インターネット上でサービスや商品を探す際、検索エンジンを使用しますね。
この検索エンジンに評価されるためには、大前提としてユーザーニーズに沿った上質な情報を提供しているかということが求められています。
日本で使用される検索エンジンの9割以上はGoogleの検索エンジンの技術を使用しています。
「ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズに一致するものを返すこと」です。
つまり、上記の理念を達成するサイトが良質なコンテンツとして、検索エンジンに評価されます。
では具体的に、ユーザーのニーズに一致するコンテンツ作りとは?については、
以下記事でご紹介をさせていただきましたので、よろしければご覧いただけましたら幸いです。
集客のあるサイト
またどんなに良質なコンテンツを作っても集客自体が少ないと結果の数字につながりにくいですよね。
集客は検索エンジンからの自然流入を増やすSEO対策と対象ターゲットに向けたウェブ広告の2つが主にあります。
集客の詳細、各対策のメリット・デメリットについては以下記事にまとめておりますので、よろしければご確認いただければ幸いです。
コンバージョン率の高いサイト
良質なコンテンツがあり、かつ集客ができているのにサイト上でユーザーのアクションにつながらない場合は、結果が出るサイトとは言えませんよね。
ユーザーに起こして欲しい行動をコンバージョン(CV)と呼びますが、このコンバージョンの達成率が良いサイト(最終的な成果があるサイト)=結果が出るサイトと本記事では定義して、以下文でさらにご紹介を進めていきます。
※コンバージョン入門編として専門用語の詳細な意味合いを以下記事でご紹介させていただきましたので、
よろしければご覧いただけましたら幸いです。
コンバージョン率の高いサイトづくりとは?
ここからはコンバージョンに関するノウハウ系情報を以下の3ステップでご紹介します。
STEP.1:コンバージョンの設計
- 基本的な考え方
- ゴールのハードルとは?
- ターゲットの考え方
- コンバージョン例
STEP.2:コンバージョンにつなげる工夫
- CTAとは?
- CTAの設置場所
- CTAの工夫
STEP.3:改善のサイクルを回す
- 分析ツールを使用
- 離脱ページや離脱率のチェック
- マイクロコンバージョン
STEP.1:コンバージョンの設計
ユーザー分析をして、ターゲットユーザー毎に最適なコンバージョンを設定する必要があります。
その際に参考にしたい考え方のポイントをご紹介します。
基本的な考え方
- 最終的にユーザーにとって欲しいゴール設定ができているか。
- ゴールのハードルが高すぎないか。
- ターゲット毎に細分化されたゴールを用意できているか。
ゴールのハードルについて
- 今の環境でできるか?
→場所の移動が必要。特定の端末・環境からしかできない。など - 時間がかかるか?
→アンケート項目が多すぎる。会員登録や事前打ち合わせが必要。など - 費用が発生するか?
→商品を買わないと体験できない。お試しにも費用がかかる。など
ターゲットの考え方
- 基本情報
→年代・性別・住まいの地域・家族構成・職業など - 流入経路
→自然流入か、リピート訪問か?SNSか?メルマガか? - 使用端末・環境
→スマホかPCか?ブラウザは何を使用しているか? - ロイヤリティの度合い
→サービス・商品・会社を知っている、好意や愛着を持っているか など
コンバージョン例
- サービス・商品を検討中の方
-お問い合わせをする
-資料ダウンロードする
-見積り依頼をする
-サンプル請求をする - 採用活動中の方
-採用エントリーをする
-イベントに参加申し込みをする
-資料請求をする - 会社・運営元へ相談したい方
-お問い合わせをする
-電話をかける など
「場所・環境・時間・費用」の心理的ハードルを理解し、段階的なコンバージョンを選択することが結果につながりやすいサイトづくりとなります。
STEP.2:コンバージョンにつなげる工夫
CTA(Call To Action/コールトゥアクション)
コンバージョンにつなげるために行動喚起するボタンやバナー・メッセージなどをCTAと呼びます。
コンバージョン率を上げるためには、このCTAが非常に重要です。
※CTA例:下図の赤枠部分
以降ではそのCTAについて理想の設置場所や工夫できることをご紹介いたします。
CTAの設置場所
- メニューを知らせるグローバルナビゲーション内に重要なCTAを設置
- コンテンツを読み終わった所にコンテンツ内容に即したCTAを設置
- ホーム以外でも画面内にCTAを設置する
CTAの工夫
- 添える文言には「無料」「1分で完了」など心理的ハードルを感じさせないメッセージを入れる
- 申し込みに特化したサイトの場合は即座にユーザーを誘導するため、
ファーストビュー内にCTAまたはフォームを設置する - 他のデザイン要素とは明らかに違う色や形にし、視線が散らばらない中央揃えで配置する
- コンテンツ後のCTAは自然と目に入ってくるデザインにする
- コンテンツ後のCTAにはアクションを促す説明文を入れる
上記のようなユーザーの目線や心理を汲んだCTAの設置をすることで
コンバージョンにつながりやすくなります。
STEP.3:改善のサイクルを回す
世の中は絶えず変化していくので、ユーザー環境やサービスのあり方も時代に合わせて変わっていきます。
結果を出すためには、効果測定をして改善のサイクルを回す必要があります。
ここでは効果測定の考え方をご紹介いたします。
分析ツールを使用
- サイトに訪問した後を計測するものが、Google Analytics(グーグル アナリティクス)
- サイトに訪問する前を計測するものが、Google Search Console(グーグル サーチコンソール)
上記ツールにてどんなユーザーが来て、どんなコンバージョンを達成したかを数値時データで確認することができます。
ユーザーの離脱状況の確認
また、離脱ページや離脱率も確認ができます。
離脱ページやページ毎の離脱率を把握することで、
コンバージョン手前のどこでユーザーが離れてしまったのか、
また、なぜ離れてしまったのか改善策を考えるきっかけになります。
マイクロコンバージョン
コンバージョンに至るまでの途中のゴールを設定する「マイクロコンバージョン」という考え方があります。
こちらはLPサイト(ランディングページ)のようなサイト目的とゴールが明確なサイトで設定されることが多いです。
お問い合わせフォームの例
- 1.お問い合わせページへのCTAをクリック
- 2.フォーム画面で送信ボタンをクリック
- 3.ユーザーがお問い合わせ完了ページに到達する
上記の場合は、3がコンバージョン(最終的な成果)となり、それ以外がマイクロコンバージョンと言えます。
もし1の数値は優秀なのに、2の段階でユーザー離脱が多かった場合はお問い合わせフォームに何らかの原因があることが分かります。
マイクロコンバージョンは、コンバージョン率を高めるためにユーザーの動きを数値で把握し、原因を突き止めることに役立ちます。
次回はセルフチェック編と事例紹介
今回はコンバージョンを高める工夫と改善点を探す分析方法を中心にご紹介をさせていただきました。
コンバージョンについてはさらに以下の内容についてもご紹介をさせていただきたいと思っております。
どこを改善すべきか?セルフチェック項目のご紹介
コンバージョンの神様に振り向いてもらうために、たくさんの経験値を溜めていき
今後も多摩地域・立川にあるウェブサイト制作会社として地域の皆様、
ホームページに関わる皆様に向けてお役に立てる有益な情報発信ができるよう努めて参ります。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました!