AROOM

2021.07.12

【コンテンツSEOご担当者様へ】おすすめの目標設定や効果測定の仕方をご紹介します。

はじめに

こんにちは。A-ROOM編集部です。 本記事にアクセスいただき、ありがとうございます!

A-ROOMとは?

多摩地域の立川にあるホームページ制作会社・エーウイングが運営する情報発信メディアです。 新型コロナウィルスの影響が続く中、多摩地域が大大大好きなエーウイングでは、 こんな時だからこそ何か地域やお客様、そして社会に少しでもお役に立てることはないかと考え、 A-ROOM編集部を立ち上げました。 ホームページに関わる皆様のお役に立てる情報発信ができれば幸いです。

提供できるものとニーズが一致した時に幸せが生まれる

先日中学からの友人が東京で期間限定のカレー屋さんをすることになりました。
地元フルーツを使用した水なし・小麦粉不使用のスパイスから調合したこだわりカレー屋さんです。

筆者も友人が数年前から修行をしているのを知っていたので、
早速東京にいる同郷の方や前述したこだわりカレーを好きそうな方々にお知らせをしました。

コロナ禍ということもあり、一緒に行くことは避けたのですが、
みんな各々でお店に訪れてくれ、嬉しい声をたくさん聞けました。
カレーを通してたくさんの幸せが生まれて、ご縁って素敵だなと実感する出来事でした。

幸せの方程式づくり

そしてふと、あれっ?これってマーケティングなのかな?と思いました。
良いものをそのニーズに合うユーザーに届けること。

またそのサービス・商品の良さをより知っていただく為に
ストーリーや想い、こだわりや特徴を伝える。
その結果、双方が幸せになる出会いが生まれる。

そういうことがマーケティング活動なんだと改めて感じました。

コンテンツSEOとは?

検索エンジンにヒットするコンテンツを作る

ホームページにおいて、ユーザーニーズを満たせる自社の強みや取り組み事例、
ユーザーにとって分かりやすいコンテンツを作成し、定期的に情報発信をすることで検索エンジンに評価してもらい、検索結果の上位表示を目指す手法です。

(SEOはSearch Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化を指します。)

コンテンツを作る際の考え方

日々ユーザーはインターネットで自身の持つ解決したいことや困りごとなど様々な情報収集で検索行動をします。
そして企業やお店はそんなユーザーのニーズを満たしたり、問題解決をするためにサービスを提供しています。

検索エンジンで調べた際、検索結果には様々な候補が出てきますが、その中でもよりユーザーの調べたい結果や内容に合うものが出るように発信するコンテンツも特定のキーワードだけでなく、様々な視点からユーザーニーズを叶える自社サービスのキーワードをちりばめて作成する必要があります。

コンテンツSEOを始める際に目標にしたい切り口

その1:検索エンジンでのパフォーマンス

  • 検索エンジンからの流入数・・・ランディングページ(検索エンジンからの入り口)として機能しているか
  • コンテンツページの掲載順位・・・検索エンジンに評価されているか
  • キーワードの掲載順位・・・キーワード選定は合っているか

その2:流入後のパフォーマンス

  • 滞在時間・・・記事がユーザーに合っているか、じっくり読まれているか
  • 直帰率・ページ/セッション数(回遊率)・・・会社・サービスに興味を持ってくれたか
  • コンバージョン数・・・実際にアクションを起こしてくれたか

その3:コンテンツ作成のパフォーマンス

  • 更新頻度・・・サイトが更新されていることはSEO評価の一つです。週1ペースの更新が望ましい
  • 投稿数・・・コンテンツSEOは結果が出てくるのは30本目以降と言われているので、まずは30本を目標にしようと言われています
  • 文字数・・・文字数が多いとキーワードもたくさんちりばめられますが、ユーザーの読む負担を考えると3,000字前後が良いとされています

検索エンジンのパフォーマンスの効果測定の仕方

Google Search Consoleを使用

本記事ではコンテンツの検索パフォーマンス力をGoogle Search Consoleを使用して測定をします。

似たツールでGoogle Analyticsがありますが、
この2つのツールの違いは以下のように覚えておくと使い分けしやすいです。

各ツールについて計測できることは以下にまとめておりますので、
詳細を知りたい方は、以下にてご確認いただければと思います。

【アクセス解析入門】GA・GSCって何?用途の違いと使い方のポイントをご紹介します。

それではA-ROOMの実際の数値を元に検索エンジンでのパフォーマンス力の効果測定をしていきます。

まずはGSCにて全体の変化を確認

  • STEP.1 「検索パフォーマンス」メニューで基本設定
    今回は比較期間を「過去6か月間と前の期間を比較」+対象ページを「aroom」としました
  • STEP.2 青い背景色の「合計クリック数」を確認
    この数値が実際にサイトへ流入した数値です。この数値の増減でランディングページ(検索エンジンからの入り口)として機能しているか確認ができます。
    上図のA-ROOMの場合は6ヶ月間で8.4倍の自然流入増加を確認することができます。
  • STEP.3 紫色の背景色「合計表示回数」を確認
    検索エンジン上で検索結果として表示された回数です。
    上図では10.8倍になっていることが分かります。計測期間中に記事が4本→30本に増えたことが主な理由です。

掲載順位TOP10以内のコンテンツがあるかを確認

次に検索エンジン上で掲載順位の高い記事を確認します。

  • STEP.1 「検索パフォーマンス」メニューで基本設定
    今回は計測期間「6か月間」+対象ページを「aroom」としました
  • STEP.2 「ページ」を選択し一覧を表示する
    右側の掲載順位を数値の小さいものから並べ替える
    上図のA-ROOMの場合は検索結果の掲載順位TOP10に入った記事が5本あることを
    確認することができました。

上位表示されるキーワードがあるかを確認

同じくキーワード単位でも掲載順位を確認します。

  • STEP.1 「検索パフォーマンス」メニューで基本設定
    今回は計測期間「6か月間」+対象ページを「aroom」としました
  • STEP.2 「クエリ」を選択し一覧を表示する
    右側の掲載順位を数値の小さいものから並べ替える
    上図のA-ROOMの場合は6ヶ月間で掲載順位TOP10内に入ったキーワードが50個ほどありました。

「比較」「キーワード絞り込み」で順位の増減を確認

当社の場合はホームページ制作はメインサービスのため、
「ホームページ」でキーワードの絞り込みをし、
下図のようなキーワード上昇結果を確認することができました。

自社サイトへの訪問後のパフォーマンスは

Google Analyticsを使用

ランディングページの効果測定

  • STEP.1 左メニュー「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」
    にてサイトの入り口となったページ結果が確認できます。
  • STEP.2 コンテンツ結果を計測するため「aroom」で絞り込み
    A-ROOMを実際に訪れていただいたユーザーの集客・行動・コンバージョンの結果を計測できます
  • STEP.3 「直帰率・セッション数」の確認
    読み物系コンテンツの直帰率平均は70~90%台と言われています。
    A-ROOMは直帰率63.3%と平均より良い結果に。
    またページ/セッション数(回遊率)はサイト全体で3.1に対して3.9と他ページに遷移していただける流れができています。

コンバージョンの確認

上記ランディングページメニューにてコンバージョンも確認できます。
上図の計測期間にてA-ROOMから流入いただいた企業様より実際に資料ダウンロードをいただいたことも確認ができました。

当社の場合、取り扱うサービスが提案型で気軽に購入できるものではないので、
初めての訪問いただいた方よりも何度もサイトを訪問いただいた方にアクションいただける傾向があります。

そのため、このコンバージョンはコンテンツSEOの力を感じる貴重な計測となりました。

また直接的なCVに繋がりづらい場合、記事にどれほど興味を持っていただいたかを
計測する指標の一つとして、マイクロコンバージョンという設定もあります。

A-ROOMでも6月からマイクロコンバージョンの測定を始め、
1ヶ月間で上図のような77件のユーザーアクションの計測ができました。

  • STEP.1 左メニュー「行動」→「イベント」→「概要」
    にて計測結果の全体像を把握
  • STEP.2 左メニュー「行動」→「イベント」→「上位のイベント」
    にてマイクロコンバージョンの計測内容を確認できます

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は検索エンジン上でのコンテンツの効果測定方法をご紹介させていただきました。
効果測定をしたら、次は改善点を探してより結果が出るように修正をしたいですね。

コンテンツ改善のヒントはこちら

一般的には以下の結果を確認し、改善のサイクルを回すと良いと言われています。

  • 検索結果への表示数が多いのにクリックされていない場合
    →検索結果上に表示されるタイトル・ディスクリプション(説明文)が
    ユーザーを惹きつけられていない可能性があり、タイトル・説明文の修正が必要
  • 流入数(クリック数)が多いのに直帰率が高い場合
    →記事自体が検索キーワードに対するユーザーニーズを満たせていない
    可能性があり、キーワードの見直しと記事内容の修正を行う

コンテンツづくりに使用できる便利な資料をプレゼント!

また、記事作りの際に使用できる企画・構成・分析シートなども以下記事でご紹介をさせていただいております。

【HP更新コンテンツご担当者様へ】記事コンテンツを書く際に気をつけるべき4つのポイント

上記ページで紹介している資料は個人情報入力不要で無料ダウンロードできるものですので、コンテンツづくり・SEO対策に関わるホームページご担当者様のお役立ちツールになれば幸いです。

今後も多摩地域・立川にあるウェブサイト制作会社として地域の皆様、
ホームページに関わる皆様に向けて有益な情報発信ができるよう努めて参ります。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました!

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