2022年4月1日、日本の多くの会社で入社式が行われていると思いますが、エーウイングでも入社式を行いました。
桜が咲く4月という時期に節目がある日本。
社会人になるとこうゆう節目の変化の感受性が鈍くなりがちですが、本年は新卒採用を行いましたので入社式という式典を行うことができ、本年は節目を強く感じることができました。
社長挨拶。
コロナになって入社したメンバーには集まってのお祝いをできていなかったので、今日の入社式はコロナの中入社したメンバーに向けてもメッセージを贈りたいなと考えていました。
「最初はとにかくガムシャラに頑張れ!」
僕にとっての20代は、自分が進むべき道を探す大切な時間でした。
ちょうど22歳ぐらいの頃、「音楽で飯を食う」という夢に限界を感じ始め、自分には一体何の価値があるのか、どうしたらこの苦しみから解放されるのかずっと悩んでいました。そんな時、朧げながらに自分ができることを整理してみました。
自分はクリエイティブなことが好きなんだ。クリエイティブなことは音楽だけじゃない。ウェブや映像、グラフィックでも自分の価値を証明できる可能性があるかもしれない。そう考えてから僕はガムシャラに頑張りました。
思いっきり割愛しますが、当時仲間と会社を作り、新卒同然の素人が社会に乗り込むわけですからそれは恐ろしい勘違いで自分を騙し、ガムシャラに頑張れたのも、クリエイティブに対する好きという気持ちがとても強かったからだと思います。
もちろん、ガムシャラに頑張ったことで全てが良かったなんてことにはなりません。
ガムシャラに頑張っても全ては報われないのです。
人生には無駄なこと、遠回りがたくさんあります。
しかし、無駄なこと、遠回りを一切避けることもできません。
だからこそまだ自分が何者でも無い時は特に、考え過ぎずに色々と経験しておく方が後の人生が豊かになるのではないかなと思うのです。
僕も僕以外にメッセージを送った面々も、口を揃えたように伝えたことがありました。
それは、「入社初日で緊張していると思うけど、僕たちも緊張している。」でした。
身の丈にあった感情を、包み隠さず語れる。
エーウイングらしさだなと思いました。
デザイナーさんが心を込めて作ってくださった辞令書を交付。
参加メンバーの挨拶。
集合写真撮影。
その後の配属チームメンバーとの懇親タイム。
テレワークメンバーや外出メンバーもおりましたので全員ではなかったですし、小さな小さな手作りの入社式でしたがとても温かい優しい雰囲気の僕たちらしい入社式になったと思います。
人生の旅はいつまで経っても面白いです。
僕はうまくいかないことばかりで悔しい気持ちになることばかり。
自己肯定感の低さもあると思うのですが、「もっとできたのに。」という気持ちは人一倍強いです。
しかし、それすら強みに変えることだってできる。
「もっとできたときのイメージ」を強く持ち、「いつかやってやる!」という気持ちに変換していきます。
だから僕は未だにガムシャラに頑張っている。
これからも。