先日、立川市役所で開催された「ジェンダーをより身近なものに~考えてみようジェンダー平等~」ワークショップにお招きいただきまして参加してきました。
このイベントは、2023年9月2日の「こどもとおとなのはなしあい in 市議会議場」で立川女子高等学校のメンバーが企画書を提出して発表し、採用された提案で、ウドラ夢たち基金の支援で開催されました。僕はウドラ夢たち基金のメンバーとして、審査員として子どもたちの夢のお手伝いをしています。
LGBTQ+当事者の石塚さんの講演では、時代の変化により緩やかにジェンダーに対する理解は深まりつつあり今は幸せに暮らしているが、それでもまだまだ偏見がある実情を教えていただきました。自分の中の価値観を改めるきっかけになりました。
その後、参加者の方々とグループワークを行いました。僕のグループは高校生から大人まで様々な立場の人が入り乱れるグループでした。
テーマは「自分らしさってなんだろう」でした。
そもそもエーウイングはお客様の会社や病院のブランディングを行い、作り上げたブランドをウェブ制作やウェブ広告にして発信している会社です。
ブランディングとは平たく言えば、その組織「らしさ」を定義することになります。
「らしさ」を定義する際に、その組織の競合を分析することでその組織のポジションがだんだんとわかってきます。
その組織のポジションがわかると、その組織の顧客が何を便益と感じてサービスを選んでいるかを分析します。
さらにその組織で働く人の働きがいや組織らしさを捉え、最後にトップのビジョンを加えることで、ブランドの全体像が見えてきます。
その組織にしかない「らしさ」をお客様が求めた時に初めて、本質的にその組織に存在意義があると言えるのかもしれません。
ビジネス的なブランディングの話はさておき、今回グループワークに参加してみて、今自分がやっている仕事の中で大事にしていることと同じ答えが導き出されたような気がしました。
自分らしさは何かという問いに「自分の好きを出せる仲間を大切にする」「好きな気持ちに正直に生きる」「正直に生きるために強くなる」などなど、柔らかいディスカッションの中で本質的な言葉がみんなからたくさん出てきました。
自分らしさを失うことは、生きている意味がわからなくなることに直結する。
日本の社会システムは、自分らしさを失わせてしまう誘惑がいっぱいあると感じる。
自らの会社であるエーウイングですら、わからなくなる時がいっぱいあると感じる。
このグループワークに参加して若い世代も大人の世代も、より本質的な生き方を望んでいることに衝撃を受けました。
僕は、好きな気持ちに正直に生きてきた。
社会性を保ちながら自分らしさを維持するのは本当に難しいことですが、少なくとも僕は自分の好きなことを信じてずっと進んでいる。これまでも、これからも、悩みながらも好きな気持ちに正直に生きていく。
今の僕には同じような志のクリエイター仲間が集まってくれる。こんな信念を持った僕や仲間たちがウェブの力で多摩地域を本気でアップデートしている。これからももっともっと多摩地域のクリエイターと多摩地域をアップデートしていく!!
さてさて、多摩地域のらしさってなんだろう。
多摩地域の人たちは自分らしさを大切にしたい人が多い気がします。
でも、弱い人も多い気がする。
なんかもったいない。
もっと強くなんなきゃ。
強くなるために、僕は仲間とお互いの好きを大切にする。