今まで自分は色々と経験してきた人間だと思ってましたが、
昨年ほど、劇的な一年はありませんでした。
何か、見えない力で、会社がどんどんと変化していったように感じました。
過去のブログでも宣言しておりました、
①スタッフの増員。
②事務所の移転。
③社長に社長の仕事をさせる。
というテーマについても、
全てが進行し、形になろうとしております。
苦しいときこそ、
大きな目標を持ち、そこに進んでいくことで、
一旦、形になり、
それが、いずれは結果に結びついてくるんだと思うようになりました。
まず、①スタッフの増員。については、着々と人数を増やしており、
本年も出来れば増員していく形を模索したいと思っています。
②事務所の移転。については、
昨年末、長く掛かった様々な検討が形となり、
本年3月頃の移転をビルテナント様と契約するに至りました。
そして、なにより③社長に社長の仕事をさせる。が少しずつ形になっています。
これは、スタッフひとりひとりの意識の変化により生まれた結果だと思っております。
今まで自分は、「個人プレー会社」しかしたことが無かったんだと思います。
人数が少ないと少数精鋭にはなりますが、
個人プレーになりやすく、
そういったビジネスモデルが合っているうちはいいのですが、
社会の中で安定してサービスを提供するのは難しい。
これは、決して「個人プレー会社」を否定するわけではなく、
エーウイングがたまたまこのタイミングで「会社組織」としての
団体を作っていかなければならなくなったから考えるようになったのだと。
例えば、仮に会社が大きくなっていく流れを今の私が考えると、
①起業する。
②起業者個人の魅力を提供する。
③起業者のサポート的人材を増やす。
④会社を組織化する。(「経営」「営業」「制作」「事務管理」など、個々の役割を明確化。)
⑤ひたすらに、提供するサービスを磨き続ける。(その背景に、会社安定の意図も含まれる。)
こんな気がします。
何か自分でやってみようと行動した人ならよくわかることだと思いますが、
①②までは、比較的容易に出来るのですが、
③以降については、色々と背負う事柄が増え、
踏み出しにくくなってきます。
特に私は、全て自分で始めたことですので、
自分の力しかありません。
その中で自分を信じて、決断し、行動するしかない状況で何を思うのか。
結果から申しますと、
「エーウイングが全ての人に愛されなければならない。」
ということでした。
クライアント様はもちろんのこと、
エーウイングで働くスタッフ。
エーウイングがお世話になっている取引企業様。
そして、自分自身。
誰もが会社を愛さなければ、
その団体の価値は無いに等しいのだと私は思います。
一方通行ではなく、双方向で、
価値のある組織とはそういったものだと思います。
ここで、結論は出ているのだからそこに進めばいいと思うのですが、
これがまた難しい。
会社を作っていく上で、「人」の心を動かしていかなければ、
到底、先に述べたような状況にはなっていかないのだと。
しかし、とても簡単なことすら伝えられないこともある。
そこで、昨年から意識していること。
私の仕事は、様々な業種、規模の会社経営者様・担当者様、とやり取りすることが多く、
その方々のお悩みごとや会社経営、運営について、
時々伺うことにしたのです。
私にとって、皆様の言葉はとても貴重で、
時として、私の進むべき方向性すら見えてくるのです。
つまり、私にとって皆様は、私の教科書になっているのです。
会社経営はやっぱり大変なことが多い職業だと思います。
しかし、私が得られたお客様からのお喜びの声、お叱りの声、全てが、
私の財産になっています。
人は皆、死に向かって生きていますが、
それまでの間、私は自分が信じたものを皆様にご提供させて頂き、
お役に立つことが少しは出来るようになった今、
とても幸せな気持ちになるのです。
だから、死ぬ前には、
「あぁ、本当にいい人生だった。」と思って死んでいきたいと
思うようになりました。
常に強く前進する会社を作っていきます。
本年は特に大切な時期だと思っています。
是非、エーウイングにご期待下さい。