エーウイングには、4月までに6名の新しい仲間が加わりました。
営業に4名、デザイナー・エンジニアにそれぞれ1名、計6名となります。
チームメンバーのページもアップデートしましたので、ぜひご覧ください。
これでエーウイングの仲間は29人!!
30人目前となりました。
30人の壁は分厚く、まだまだ気を抜けないですが30人の壁をちゃんと乗り越えたいと思います。
それにしても、新しい仲間が加わることで組織の雰囲気が変わります。
理由のひとつに役割の違いや委譲があるのだと思います。
職人型のような属人的な組織の場合、師匠のアシストが基本となり本人がメインプレイヤーになるのは時間がかかります。
クリエイティブ会社の場合実際そうなりやすいですし、それもひとつの最適解です。
しかし、エーウイングの場合、ひとりひとりがメインプレイヤーとして設定され、先輩が本人をアシストすることが基本となります。
新入社員が入るたびに、先輩は役割を変えていきます。
後輩の仕事を作るということは、先輩の仕事を奪うことになります。
その時先輩は、次の役割を与えられるのだと思います。
僕自身、仕事を奪われ続けてきました。
最初はひとりだったので、営業、制作、サポート、経営、全てをひとりで行ってきました。
最初に僕が剥がした仕事が制作でした。
自分もものづくりは好きですし、実際一人の時は色々作っていました。
しかし、他者の才能に感動し、その可能性を最大限に引き出すことも、クリエイティブな仕事だと気づき、早々にクリエイターを多く採用していきました。
逆に営業は10人近くなるまで僕一人しかいない状態でした。
そもそも営業というのは、お客様に一番近い位置にいることができ、制作・サポートのメンバーとの橋渡し的な役割であり、経営に直結する職業だと考えています。
だからこそ、なかなか大胆に増やすこともできませんでした。
営業を増やしていく際にも、丁寧に引き継いでいくことで、売り上げを拡大することができました。
そして今回、このタイミングで4名の営業を採用できたことでどうエーウイングが変化していくのか。
とても楽しみです。
同時に、デザイナー、エンジニアについても、これまでよりも早いペースで役割を変化させていけている感覚があります。
そもそも人数が増えるから、組織の役割が増やせるのだと思います。
ただ「増えた」にならないように、「役割」を明確化し、変化させていくことが重要です。
まずは、入社した仲間ができることをどんどん増やしていく。
すると、ある時期を境に、自分だけでできることが増えていくわけです。
この時に重要なのが、先輩側の変化です。
先輩側も同時に変化しなければなりません。
そもそも委譲していくことが増えてるわけですから、そのスペースに新しい役割を追加していかなければなりません。
新しい役割とは、ただ案件が増えていくという意味ではありません。
新しい役割によって、新しい経験を積んでいくことになっていきます。
役割を上からどんどん抜いていく行き着く先が僕です。
社長の役割は、この一年で大きく変化したと思います。
そもそも一日の仕事の内容が変わりました。
何よりも、未来を考える時間が増えました。
未来を考えるとは、過去を振り返り、今を読み解き、そして未来を考えなければなりません。
その未来は、数字でできている部分もありますが、どのバランスが一番永続性があり、幸せだと感じる状態なのか。
優先順位はなんなのか。緊急性と重要性を行き来しながら考えて意思決定を繰り返します。
難しいんですが、この辺りを理解しつつ話を進めていかなければなりません。
こうやって、エーウイングは少しずつアップデートしていきます。
アップデートには順番があると気づいていましたが、新しいメンバーにどんな役割をどんなペースで与えていくかが、先輩のアップデートにつながり、僕のアップデートにつながり、エーウイングのアップデートにつながっていくことを体感することにより、本当にワクワクする日々を過ごせています。
経営には、攻めと守りがありますが、間違いなく今は攻め。
今のうちに今後につながる何かに気づき、大切にしていきたい。
どの時代のエーウイングも、僕にとってはかけがえのないエーウイングですが、特に今が一番好きだといつも言っていたい。
少なくとも今は、今が一番好きだと思える。